ワンクリック詐欺サイトやツークリック詐欺サイトって見た事がある人もいれば、ない人もいると思うんですが、僕は実際に見た事があります!!
と言うか、危うくひっかかりそうになりました(^_^;)

もう5年以上前の事なので、今みたいにワンクリック詐欺という言葉さえも世間に出回っていなかった頃のことです。

当時、アダルトサイト大好きな僕は、いつものように色々なアダルトサイトを巡っていました。
どこから飛んだサイトだったかは完全に忘れましたが、あるリンクをクリックして「18歳以上なので入場する」みたいなよくあるボタンをクリックしたんです。

そしたら下のような感じの画面が出てきたんです!!
※以下の画面は当時のサイトではありません。今でも開設・閉鎖を繰り返しているワンクリック詐欺サイトの画面です。

ワンクリック詐欺サイトでの表示画面

いやもう本当にビックリ、というか血の気が引くっていうのを身をもって体験しました。

で、振り込むか振り込まないかめちゃくちゃ悩んで、結局振り込まなかったんですが、それから数日間というのは本当に怖かったですよ(>_<)
だって、「ご自宅、勤務先等へ直接請求させて…」って書いてあったので…。

それから色々とググッてみて、ワンクリック詐欺サイトなるものがある事を知りました。
上の画面図で問題点を以下に解説してみます。

あなたのIPアドレス、あなたのプロバイダ情報IPアドレスとはネットに繋がったパソコン1台1台に割り当てられた住所のようなもので、たしかに個人を特定する要素となります。しかし、警察でもない限り、IPアドレスから個人を特定する事は不可能です。分かったとしても、〇〇のプロバイダぐらいですし、プロバイダは事件などで警察が法的な手順を踏んでからでないと個人情報を外部に出す事はありません。
なので、「アクセスログをプロバイダに提出しお客様のプロバイダ契約情報から…」というのは100%不可能な事となります!! プロバイダが契約情報を外に出してしまうと、逆に個人情報流出による損害賠償請求をされてしまいますしね。
プロバイダ情報も同じで、これは分かってもいい情報なんです。分かったところでそこから先には進めない情報なんです。
そもそも、詐欺集団もログなんか取ってないかもしれないですね。だって、無用なんですから。
ただ、気をつけなければいけない事もあります!!
それは大企業や学校からアクセスした場合です。IPアドレスから〇〇会社、〇〇大学などが分かってしまいます。ま、分かったところで詐欺師たちが請求してくるかと言えばそうではありませんが、アクセスログを公表されると企業や学校のイメージを落としかねません。そうなると、企業や学校がアクセス者を突き止めるでしょうから、そうなるとこっぴどく叱られる…だけじゃ済まないでしょうね(^_^;)

対策は??もしアダルトサイトを徘徊していて、上図のような画面が出てきたらどうすればいいかといいますと、そっと画面を閉じる!!
ただそれだけです(笑)
あんな画面が出てきたところでなんて事はないので、
「あ~、これが噂のワンクリック詐欺か~」
なんて思いながら画面を閉じてやりましょう(^^)

ワンクリック詐欺サイトの目的は、こういった情報をつかみ、あたかも閲覧者を特定できると言い、不安感を抱かせ、振込をさせる事です。
アクセス者の中には実際に振り込んでしまう人もいるそうで、 アダルトサイトを見ていたという後ろめたい気持ちから、この金額ならなんとか払えるか…と思ってしまうんでしょう。
そんなサイトに騙されないように、しっかり『激安無修正.com』で知識をつけて下さい!!

最後に、ネット上の詐欺サイト情報を掲載しているサイトを書いておきますので、より詳しく勉強したい人は以下をご覧下さい。

ハイテク対策 情報セキュリティ広場:警視庁
ハイテク相談と検挙事例を通してハイテク犯罪から身を守るために必要な情報を広く提供することを目的とした警視庁のサイト

あわてないで!! クリックしただけで、いきなり料金請求する手口
国民生活センターに寄せられた相談を元に分かりやすく解説された国民生活センターのサイト

STOP!架空請求!
架空請求・不当請求サイトが閲覧できる、東京都生活文化局のサイト